『キラー・インサイド・ミー』試写
本日は試写を1本。
『キラー・インサイド・ミー』 マイケル・ウィンターボトム
ウィンターボトムなのでジム・トンプスンの世界をどう映像に翻訳してみせるのか楽しみにしていたが、この監督ならではの世界を感じ取ることができなかった。これまでのなかでそういう作品は、『24アワー・パーティ・ピープル』だけだったのだが…。
かつてウィンターボトムはジョン・アーヴィングの『サイダーハウス・ルール』の映画化を進めながら、途中で自ら監督を降りたことがある。筆者が彼にインタビューしたとき、その事情をこのように説明していた。