『90年代アメリカ映画100』ついに完成!



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いま見つめ直す世紀末の風景
いよいよ2012年4月3日発売

たいへんお待たせいたしました。昨年末に出た『80年代アメリカ映画100』につづきまして『90年代アメリカ映画100』がようやく完成いたしました。『80年代~』のバラエティ感覚や充実度とはまたひと味違った“エッジ”のある本になっているのではないかと思います。コラムの執筆陣については、以下の表紙の帯をご覧ください。表紙の画像については説明不要ですね。裏は見てのお楽しみということで(筆者も主編の佐野亨さんもすごく気に入っている画像です)。

それでは内容の方を簡単に紹介させていただきます。まず、筆者の「アメリカ社会総論」と粉川哲夫さんの「アメリカ映画のメディア的側面」、そして町山智浩さんの「アカデミー賞作品賞に見るアメリカ映画界の様相」は、『80年代~』と対になっておりますので(町山さんの場合は、既刊の『ゼロ年代~』でも同じテーマを担当していただいています)、あわせてお読みいただくとさらに視野が広がるかと思います。

『90年代アメリカ映画100』(芸術新聞社)

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『80年代アメリカ映画100』ついに完成!



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現在から見直すアメリカ80年代
2011年12月22日発売

今年、作業を進めてきた大きなお仕事といえば、『80年代アメリカ映画100』と『90年代アメリカ映画100』(芸術新聞社)の2冊。2010年12月に刊行された『ゼロ年代アメリカ映画100』の姉妹編です。『ゼロ年代~』ではコラムの執筆者のひとりでしたが、今回は編集にも参加させていただきました。

  • 『80年代アメリカ映画100』(2011年12月22日発売)
    [監修]北沢夏音 [主編]渡部幻 [編集]大場正明、佐野亨
  • 『90年代アメリカ映画100』(2012年発売予定)
    [監修]大場正明 [主編]佐野亨 [編集]北沢夏音、渡部幻

という布陣です。

そしてまず『80年代アメリカ映画100』が発売になりました。豪華執筆陣や作品のラインナップについては以下リンクでチェックしていただければと思います。
芸術新聞社 80年代アメリカ映画100

『80年代アメリカ映画100』

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『floating view 郊外からうまれるアート』 [編] 佐々木友輔



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“郊外”をこれまでとは違う新たな視点からとらえ表現する試み

今年の2月から3月にかけてトーキョーワンダーサイトで行われた企画展「floating view 郊外からうまれるアート」の展覧会カタログ+論考集が刊行されました。

amazonで8月1日より販売開始、書店に置いていただく準備も進められているとのこと。

若林幹夫、藤原えりみ、藤田直哉、丸田ハジメ、渡邉大輔、柳澤田実、池田剛介、宮台真司、floating view参加作家という豪華な執筆陣で、私も参加させていただきました。詳しい内容はこちらをご覧ください。

『floating view 郊外からうまれるアート』

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02/10トークショー終了



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『ゼロ年代アメリカ映画100』刊行記念トークショー、無事に終了いたしました。人前でお話をするのは、レッドフォードの『クイズ・ショウ』の一般試写で、上映前に作品の紹介をやって以来ほぼ15年ぶりだったので、どうなることやらと内心ひやひやしてましたが、場慣れした大森さんのおかげでひどい混乱に陥ることもなく、2時間弱、最後まで乗り切ることができました。

会場も盛況でひと安心。個人的なゼロ年代ベストテンの作品に触れつつ、脳内、50年代サバービア、サンフェルナンド・ヴァレー、南部、国境、野生、生者と死者など様々なテーマを取り上げましたが、いかがだったでしょうか。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。

02/10トークショーの打ち合わせ



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『ゼロ年代アメリカ映画100』刊行記念トークショーについてはすでにお知らせしましたが、芸術新聞社の編集者の根本さん、大森さんと筆者の3人でその打ち合わせをやりました。大森さんと筆者がセレクトしてきた「ゼロ年代アメリカ映画ベストテン」を照らし合わせてみたら、重複しているのは1作品だけでした。それはゼロ年代の始まりを告げる1本、トークショーでも最初に取り上げる作品になるかと思います。

筆者がセレクトしたのは、完成度や重要度が高い作品というよりは、それぞれにゼロ年代を象徴するような意味を持つ作品で、同様の意味を持つ別の作品も候補にあげていたのですが、大森さんのリストには、もしかすると筆者が選んでいたかもしれない作品がけっこう入っていたので、視点やテーマなどかみ合ったトークになりそうです。