『ソフィアの夜明け』 DVD
東京国際映画祭で3冠(東京サクラグランプリ、最優秀監督賞、最優秀男優賞)に輝き、昨年劇場公開されたカメン・カレフ監督のブルガリア映画『ソフィアの夜明け』。この作品のDVDが5月28日に発売されます。
筆者が劇場用パンフレットに書いた作品評が、DVDの特典の封入冊子にも収録されております。心が震える素晴らしい映画ですので、まだご覧になってない方はぜひ。
東京国際映画祭で3冠(東京サクラグランプリ、最優秀監督賞、最優秀男優賞)に輝き、昨年劇場公開されたカメン・カレフ監督のブルガリア映画『ソフィアの夜明け』。この作品のDVDが5月28日に発売されます。
筆者が劇場用パンフレットに書いた作品評が、DVDの特典の封入冊子にも収録されております。心が震える素晴らしい映画ですので、まだご覧になってない方はぜひ。
この度の大地震の被害に遭われた皆様、関係者の方々に心よりお見舞い申し上げます。
3月19日(土)に予定されていたニル・ベルグマン監督の『僕の心の奥の文法』(第23回東京国際映画祭サクラ グランプリ受賞作品)の上映会に、トークのゲストとして参加させていただくことになっておりましたが、大地震の影響により中止が決定いたしました。いずれまた上映される機会が訪れることを期待したいと思います。
『ゼロ年代アメリカ映画100』刊行記念トークショー、無事に終了いたしました。人前でお話をするのは、レッドフォードの『クイズ・ショウ』の一般試写で、上映前に作品の紹介をやって以来ほぼ15年ぶりだったので、どうなることやらと内心ひやひやしてましたが、場慣れした大森さんのおかげでひどい混乱に陥ることもなく、2時間弱、最後まで乗り切ることができました。
会場も盛況でひと安心。個人的なゼロ年代ベストテンの作品に触れつつ、脳内、50年代サバービア、サンフェルナンド・ヴァレー、南部、国境、野生、生者と死者など様々なテーマを取り上げましたが、いかがだったでしょうか。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
『ゼロ年代アメリカ映画100』刊行記念トークショーについてはすでにお知らせしましたが、芸術新聞社の編集者の根本さん、大森さんと筆者の3人でその打ち合わせをやりました。大森さんと筆者がセレクトしてきた「ゼロ年代アメリカ映画ベストテン」を照らし合わせてみたら、重複しているのは1作品だけでした。それはゼロ年代の始まりを告げる1本、トークショーでも最初に取り上げる作品になるかと思います。
筆者がセレクトしたのは、完成度や重要度が高い作品というよりは、それぞれにゼロ年代を象徴するような意味を持つ作品で、同様の意味を持つ別の作品も候補にあげていたのですが、大森さんのリストには、もしかすると筆者が選んでいたかもしれない作品がけっこう入っていたので、視点やテーマなどかみ合ったトークになりそうです。
『世界のどこにでもある、場所』(2月26日公開)と『津軽百年食堂』(4月2日公開)という2本の新作が公開される大森一樹監督にインタビューしてきました。まったくタイプの違う2本の新作について、あるいは日本映画の現状について率直な言葉で語っていただき、刺激的で興味深いインタビューになりました。記事は「キネマ旬報」の3月上旬号に掲載予定です。