『コリーニ事件』|ニューズウィーク日本版のコラム「映画の境界線」記事

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世代間の溝、ドイツの「過去の克服」が掘り下げられる『コリーニ事件』

ニューズウィーク日本版のコラム「映画の境界線」の2020年6月11日更新記事で、フェルディナント・フォン・シーラッハのベストセラー『コリーニ事件 (創元推理文庫)』を映画化したマルコ・クロイツパイントナー監督の『コリーニ事件』(19)を取り上げました。

本作を観て筆者がすぐに思い出したのは、ペーター・ライヒェルの『ドイツ 過去の克服―ナチ独裁に対する1945年以降の政治的・法的取り組み (叢書ベリタス)』の最後の方で詳述されている「ナチ時代に犯された犯罪の時効問題」のこと。そこらへんも引用しつつ、ドイツ固有の「過去の克服」というテーマがどのように掘り下げられているのかを書きました。

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世代間の溝、ドイツの「過去の克服」が掘り下げられる『コリーニ事件』

2020年6月12日(金)ロードショー

風間志織 『チョコリエッタ』 レビュー



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知世子とチョコリエッタをめぐる冒険

筆者ホームページ“crisscross”の方に、風間志織監督の『チョコリエッタ』(14)のレビューをアップしました。すでにレビュー01として短めのレビューをアップしていますが、今回は劇場用パンフレットに寄稿した少し長めのレビューです。

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風間志織 『チョコリエッタ』 レビュー02

スサンネ・ビア 『真夜中のゆりかご』 レビュー



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緻密で巧妙なビア監督の話術とミステリーの融合

筆者ホームページ“crisscross”の方に、スサンネ・ビア監督の『真夜中のゆりかご』(14)のレビューをアップしました。脚本は、ビアとアナス・トーマス・イェンセンという不動のコンビ。キャストは、ニコライ・コスター=ワルドー、マリア・ボネヴィー、ウルリッヒ・トムセン、ニコライ・リー・コス、リッケ・メイ・アンデルセンという顔ぶれです。

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スサンネ・ビア 『真夜中のゆりかご』 レビュー

『美術館を手玉にとった男』 記事



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30年間贋作を制作し、資産家や神父を装って美術館に寄贈し続けた男

ニューズウィーク日本版のコラム「映画の境界線」の第8回(10月30日更新)で、サム・カルマン&ジェニファー・グラウスマン監督のドキュメンタリー『美術館を手玉にとった男』(14)を取り上げました。スティーヴン・スピルバーグの『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(02)と対比しつつ作品の魅力に迫るような内容になっています。

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30年間贋作を制作し、資産家や神父を装って美術館に寄贈し続けた男|『美術館を手玉にとった男』

『ミケランジェロ・プロジェクト』 劇場用パンフレット

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未来や理想をめぐる葛藤を描く、クルーニーらしい世界観

2015年11月6日(金)よりロードショーになるジョージ・クルーニー監督の『ミケランジェロ・プロジェクト』の劇場用パンフレットに、上記タイトルでコラムを書いています。監督・製作者としてのクルーニーをテーマにしたテキストで、『コンフェッション』(02)、『グッドナイト&グッドラック』(05)、『かけひきは、恋のはじまり』(08)、『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』(11)というこれまでの作品にも言及しています。

劇場で映画をご覧になりましたら、ぜひパンフレットもお読みください。