『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』 映画.com レビュー
男はすべてを失うとき、なにかを悟る
2014年3月14日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿シネマカリテほか全国ロードショーになるJ・C・チャンダー監督の新作『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』(13)に関する告知です。「映画.com」の3月4日更新の映画評枠で、上記のようなタイトルで本作のレビューを書いています。
人生の晩年を迎え、自家用ヨットでインド洋を単独航海する男。ところが突然、ヨットが海上の漂流物に衝突するという事故に見舞われたことから、男の運命が一変し、過酷なサバイバルを強いられることになります。
舞台は大海原、登場人物はロバート・レッドフォードが演じる名前も定かではない男ただひとり。台詞もほとんど無きに等しいといっていいでしょう。アルフォンソ・キュアロン監督の『ゼロ・グラビティ』を連想する人もいるかもしれません。