『幸せへのキセキ』 『少年は残酷な弓を射る』 試写
- アメリカ, イギリス, エズラ・ミラー, キャメロン・クロウ, サバービア, ジョン・C・ライリー, スカーレット・ヨハンソン, ティルダ・スウィントン, ビル・フォーサイス, ベンジャミン・ミー, ボン・イヴェール, マット・デイモン, ヨンシー, ライオネル・シュライバー, リン・ラムジー, 喪, 女性, 女性監督, 家族, 死, 狂気, 記憶
本日は試写を2本。
『幸せへのキセキ』 キャメロン・クロウ
原作は、イギリス人のジャーナリスト、ベンジャミン・ミーが書いた『幸せへのキセキ~動物園を買った家族の物語』(興陽館刊)。著者とその家族が、リスクを背負って荒廃した動物園を買い取り、動物たちを救い、喪失を乗り越えて新たな生活に踏み出していく実話だ。
これまでずっとオリジナルの脚本で作品を作ってきたキャメロン・クロウにとっては、はじめての原作モノということになるが、プロダクション・ノートに個人的に非常に興味をそそられる記述があった。
クロウは、売れっ子のマット・デイモンにベンジャミン役をオファーするにあたって、「脚本と一緒に、1時間近い音楽のセレクションと、『ローカル・ヒーロー/夢に生きた男』(83)のソフトを送る」というユニークな方法をとったというのだ。