今回は『4月の涙』と『昼間から呑む』の2本です。
『4月の涙』 アク・ロウヒミエス
クラウス・ハロ監督の『ヤコブへの手紙』といい、アク・ロウヒミエス監督のこの『4月の涙』といい、フィンランド映画は侮れない。「同じ国民が敵味方に分かれて戦ったフィンランド内戦」とか「敵同士の准士官と女性兵士の許されざる愛」といった表現から想像されるドラマとは異なる次元から歴史が読み直されている。月刊「宝島」2011年6月号の連載コラム「試写室の咳払い」でこの作品を取り上げています。
『4月の涙』 5月7日(土)より、シネマート新宿、銀座シネパトスほか全国順次公開
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