『崖っぷちの男』 劇場用パンフレット
高所の臨場感と先の読めないサスペンス、7月7日(土)公開
ニューヨークのルーズヴェルト・ホテルにウォーカーと名乗ってチェックインした男が、部屋の窓から壁面の縁に降り立つ。地上60メートル、幅35センチの崖っぷち。男に気づいた通行人は自殺志願者だと思い、マスコミが駆けつけ、警察が道路を封鎖する。しかし男にとって、その場所に立ち、自殺志願者を装うことは周到な計画の一部に過ぎなかった。
“崖っぷちの男”を演じるのは、『アバター』のサム・ワーシントン。彼が指名する交渉人リディアにエリザベス・バンクス。ポール・ハギスの『スリーデイズ』にこの作品と、ここのところ存在感を放つようになってきた。『ハンガー・ゲーム』にも出ているし。『ジェーン・エア』の演技が記憶に新しいジェイミー・ベルが、お色気ムンムンのジェネシス・ロドリゲスとのコンビで、まったく違ったキャラを演じている。エド・バーンズもリディアの同僚役でなかなかいい味を出している。